1937年巴里万国博覧会公式カタログより [箱木一郎 曲面印刷 ichiro hakogi]
祖父箱木一郎が曲面印刷機Kurba Gravoを出陳した1937年のパリ万博。その記録の載っている書籍から写真を紹介。一枚目は1937年巴里万博公式目録(CATALOGUE OFFICIEL TOME I 2 Edition LISTE DES EXPOSNTS PARIS 1937)の表紙。因みに巴里万博の副題は「近代生活に於ける美術と工芸」であった。
二枚目の写真は、表紙と同様の文字が書かれている。(EXPOSITION INTERNATIONALE DES ARTS ET DES TECHNIQUES DANS LA VIE MODERNE PARIS 1937 TOME I (2e Edition) CATALOGUE GENERAL OFFICIEL) TOME Iとなっているので、第二巻もあるのであろうが、残念ながらどのようなものかは分からない。
三枚目の写真は、区分が書かれた頁である。1から14までに分けられている。GROUPE I. - Expression de la pensee.第一群は「思考の表現」で、その分類1では「応用に於ける科学的発見」となっている。一階が「発見の宮殿」で、例えば第13の間では「原子の放射能と合成」(RADIOACTIVITE ET SYNTHESE ATOMIQUE), 第28の間は植物園で、日本庭園、ミニチュア庭園などの項目も見える。この第一群の責任者はPaul Valeryポール・ヴァレリである。
分類5では「音楽の発露」(MANIFESTATIONS MUSICALES)となっており、目的は当時のフランスで進行中の音楽を描き出すことである。演奏された作曲家たちには、Arthur Honneger, Charles Koechlin, Olivier Messian, Darius Milhaud, Jacques Ibert, Francis Poulenc, Maurice Ravel, Igor Strawinskyがずらりと並んでいる。日本人のMichigo Toyama (Japon)として、オネゲルに続いて第一演奏会に名を連ねている。作品名はVoix de Yamato (pour soprano)で、楽器はフルート2、クラリネット、ファゴットおよびチェロである。
4枚目の写真は、万博に参加した外国の括りである。
5枚目の写真が、参加した日本の出品者、団体名の一覧である。日本は8ページ、アメリカ10ページ、イギリス13ページ、ドイツは50ページなので、万博に対する各国の力の入れ方が伺われるように見える。
掲載されているのは732ページ下から24行目であるが、ここに箱木一郎の名前が見える。フランス語では下記のように書かれている。
YOSHITAKA SEKI ET ICHIRO HAKOGI, Tokio. - (Machine a imprimer, surface courbe automatique : Hakogi's Curba Grovo-Machine)
(残念ながらKurba Gravoの綴りが異なっている。)
また、改めてのこ巴里万博については、巴里万国博覧会協会が発行した「一九三七年巴里万国博覧会協会事務報告」に基づいてまとめてみたい。(2011年1月4日 水曜日)
二枚目の写真は、表紙と同様の文字が書かれている。(EXPOSITION INTERNATIONALE DES ARTS ET DES TECHNIQUES DANS LA VIE MODERNE PARIS 1937 TOME I (2e Edition) CATALOGUE GENERAL OFFICIEL) TOME Iとなっているので、第二巻もあるのであろうが、残念ながらどのようなものかは分からない。
三枚目の写真は、区分が書かれた頁である。1から14までに分けられている。GROUPE I. - Expression de la pensee.第一群は「思考の表現」で、その分類1では「応用に於ける科学的発見」となっている。一階が「発見の宮殿」で、例えば第13の間では「原子の放射能と合成」(RADIOACTIVITE ET SYNTHESE ATOMIQUE), 第28の間は植物園で、日本庭園、ミニチュア庭園などの項目も見える。この第一群の責任者はPaul Valeryポール・ヴァレリである。
分類5では「音楽の発露」(MANIFESTATIONS MUSICALES)となっており、目的は当時のフランスで進行中の音楽を描き出すことである。演奏された作曲家たちには、Arthur Honneger, Charles Koechlin, Olivier Messian, Darius Milhaud, Jacques Ibert, Francis Poulenc, Maurice Ravel, Igor Strawinskyがずらりと並んでいる。日本人のMichigo Toyama (Japon)として、オネゲルに続いて第一演奏会に名を連ねている。作品名はVoix de Yamato (pour soprano)で、楽器はフルート2、クラリネット、ファゴットおよびチェロである。
4枚目の写真は、万博に参加した外国の括りである。
5枚目の写真が、参加した日本の出品者、団体名の一覧である。日本は8ページ、アメリカ10ページ、イギリス13ページ、ドイツは50ページなので、万博に対する各国の力の入れ方が伺われるように見える。
掲載されているのは732ページ下から24行目であるが、ここに箱木一郎の名前が見える。フランス語では下記のように書かれている。
YOSHITAKA SEKI ET ICHIRO HAKOGI, Tokio. - (Machine a imprimer, surface courbe automatique : Hakogi's Curba Grovo-Machine)
(残念ながらKurba Gravoの綴りが異なっている。)
また、改めてのこ巴里万博については、巴里万国博覧会協会が発行した「一九三七年巴里万国博覧会協会事務報告」に基づいてまとめてみたい。(2011年1月4日 水曜日)
2011-01-04 17:29
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